2022年10月29日

3085.頭上引き留めでその下段は、クランプがいし2連ならず。

 


実はこれも以前は、上段にある頭上引き留めの方のジャンパー線支持は高圧ピンがいしのようであったから、10年以上前からマークしていたんだが、残念!w

つい最近になってから、がいし交換を行ったようであり、赤帯なしの10号中実がいしとなっていた。

クランプがいしが2連になっていないのは、10号中実がいし時代の名残だろう。

いや?高圧ピンがいしの2連引き通しであったことも考えられるか?



3084.上部が鳥居型を付けてクランプがいし2:1、下段の交差側はFアーム

 




さぁ、この先からはいよいよ、大垂水峠を目指す形で(歩いて行くような場所ではないwもしそこへ徒歩で行かれる場合は、自己責任願います。一応途中にバス停があるようだが、全然便はなし。)、他にもザックザクと見つかった、ジャンパー線支持に高圧ピンがいしを使った旧式を撮影してゆく。

(え?この写真の薄暗さを見ると、もう夕方のようですけど?w)



3083.上部に少し空間を空けて鳥居型・高圧の方はクランプがいし2連ならず。

 

こうして見ると!なんだか仮引き留めっぽいような感じにも見えるが、以前これは、2回線の高圧配電線が張られていたに違いない。

1回線を途中で撤去したため、鳥居型と高圧配電線の間には少し空間が空いている。



なお、高圧用腕金は抱腕金となっているが、それに対してクランプがいしは片側の腕金にしか付いていない。

これはかつての10号中実がいし2連引き通し時代の名残と思われる。

がいしの強度が強化された近代では、多摩地域以外では2連引き通しにすることはだいぶ減った。

3082.近代構成っぽいもので、1本のジャンパー線支持に高圧ピンがいし

 


下段の分岐先である。

3081.上部に少し空間を空けて、横向きの鳥居型

 





空中交差分岐のために空けているみたいだ。