低い送電線を交わす場合は、CVTケーブルを使用することもある。
唯、CVTケーブルは高価であるから、この例はほとんど見かけない。
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2回線を1回線にまとめる場合は、連絡用開閉器を介して合流させる例が多いが、こちらは違った!
特に開閉器などはなしで、2回線が1回線へ合流していた。
どうやらここは、左側に電圧調整器があったようだな。
それでレアな合流となったようだ。
現状は2回線が1回線へひとまとめ1本化しているかのように見えるが、ここはそうではなく、1回線の下に1回線を分岐するかのごとく、張っているようだった。
電圧調整器については、多分この辺にあったのだろう。
でも真相はよくわからず。w
この送電塔の特徴は、最近では滅多に見かけなくなった八字型があること!
JRの送電線ではまだまだ見かけるが、こちらは東電の設備であるから、珍しかった。
八字型については、見た目がわるいだの云々で、途中から採用されなくなったような話を聞いている。
年式は見てみると、大正期までは及ばなかった。
昭和37年(1962年)6月とある。
この日はまた
古い送電線を撮りに
磯部駅へ出かけた。
駅を降りて、坂を上がった地点だった。
ここでは珍しく、上部は小型サイズやちょい長サイズのDアームを使用したもので垂直配列、下段は、普通サイズや離隔腕金を使用した水平配列で、上下で不揃いとなったレアものを発見!
うちこちらは、上部は小型サイズのDアームで、下段が普通サイズの水平腕金を使用で、やり出し装柱となっている。
東電管内では、基本的には2回線の高圧配電線を張る場合は、上下で配列を揃える例が多いから、これは珍しい!
2本連続で並んでるようだった。
2本中片方が、上部がちょい長サイズのDアームで、下段が離隔腕金だった。