2022年6月4日

2922.離隔腕金の背後にDアーム



ここで背後にあるDアームは、木々から配電線を守るためのものだろうか


2本の支線を張ったものが確認できた。 





2本連続で並んでいた。


2921.腕金を伸ばして1回線分岐

 




伸ばして分岐している腕金は、2本ずつ並んだ抱腕金



2920.普通の送電線と併架されゆく配電鉄塔

 配電鉄塔というのは、川幅が長すぎて、到底通常の鉄筋コンクリート柱で支持できないような箇所で活用される。

しかし近代では、例えその川幅が広くとも、道路の橋に沿って配電線を通してしまうため、そう簡単には見かけない。




ここでは



配電用変電所からの立ち上げ直後に!


川幅の広い川を横断するため、珍しく配電鉄塔となっていたのだが、珍しくそれは、通常の送電線と併架されているのであった。

その送電線は、先ほど見かけた杉山線であった。

もちろん併架手順としては、電圧の高い通常の送電線が上部に来て、その下段に2回線の高圧配電線を通しているという感じであった。



この通り、立ち上げ直後にすぐに配電鉄塔だ!




配電鉄塔もまた高低差があるため、送電塔に沿って引き上げなくてはならない。

そのため、ここでは送電で使われる長幹がいしを使用して、上部へ引き上げていた。

なお、その引き上げ箇所までの高圧耐張がいしについては、強度対策のためか、珍しく3連結で、横断区間については、送電線のように裸電線ではなく、通常通りの絶縁電線となっていた。

しかし絶縁電線のまま懸垂がいしや長幹がいしで引き留めるわけにはいかないから、引き留め箇所については、その絶縁被覆を剥いでそれぞれ噛ませあるのが見られた。



配電鉄塔の周囲は、配電幹線の立ち上がり柱ばかり。


ちなみに配電鉄塔の方では、通常の送電線の他に、珍しくここでは高圧配電線も併架されているから、その分のプレートも確認できた。













飯富線の年式は、昭和50年の模様








高圧耐張がいしのストラップは、尖がるように長いから旧式かも。






高圧配電線のそばに長幹がいしがあるとか、不思議な光景だ。







ちなみに横断後にある方はこんな感じ。








こちらも横断後は、やはり送電塔に沿って高圧配電線を引き上げた後、長幹がいしを使って、通常の配列へ戻していた。


2919.連絡用開閉器腕金別付けで、トンボ腕金は、本線の高圧用腕金へ直付け

 



配電用変電所からの立ち上げ後、すぐに2回線間で連絡用開閉器を取り付けたものとなるが、今回はその手の構成で、自動開閉器の遠方制御器用の電源用変圧器への高圧引き下げ線支持のトンボ腕金を、2回線中、上段回線の高圧用腕金に直接取り付けたものを発見!

なお、連絡用開閉器についても、強度対策のためか、本線の高圧用腕金のすぐ下に、別付けで取り付けていた。






最後に反対側~

おまけ投稿:杉山線

 


この送電線路は、後で配電の変わり種に絡む。