2022年5月4日

2878.ロングサイズで抱腕金の両引き留め

 


奥に見える下段の交差分岐側の腕金であるが




ここでは特大サイズの高圧用腕金を使用していて、腕金の本数もまた1本多い抱腕金仕様で、高圧配電線の両引き留めを行っていた。



一方、片方手前側の1本については、同じサイズの腕金を使ったものとなっているが、普通に単一腕金による両引き留めであった

2877.Dアームで見慣れない構成

 


ここでは、普通サイズのDアームを使用したもので


その配電柱間の高圧配電線については、ラインスペーサーを取り付けたものとなっているため、ワイヤーをどこかにつけなくてはならない。



しかし、Dアームにそのままワイヤーを取り付けるわけにはいかないため、ここでは水平腕金をDアームの上部に別付けで、それを取り付けていた。

それがなんだか見慣れぬ形だった。




もう一方はこんな感じ。




こちらは小型サイズのDアームを使用しておった。

ジャンパー線支持は、限流ホーンをそばに取り付けたものでクランプがいしも見られた。


2876.木製電柱で見慣れない表示


両引き留めをする1本の木製電柱


下の方では見慣れない銀色のプレートを発見

 




ここで確認できたのは、昭和レトロな文字で





「30cm高位置線」と




 なんちゃら表示線だった。


反対側~






木柱本体の年式(防腐剤を注入して実用できるようにした時期)については、1969年(昭和44年)だった。


おまけ





周囲には後もう1本、木柱があった。



2875.ジャンパー線は、針金びっしり!

 




鳥の落とし物被害が多いようだ。



ここでは、ジャンパー線にもびっしりと、針金状のものが付いていた。



2874.木柱を使用したものだが、高圧付近は最新設備!

 



支持物に木柱を使用した点は古いが!



高圧配電線の振り分け方については真新しく、ジャンパー線支持も、限流ホーンをそばに取り付けた最近流行りのクランプがいしとなっていた。



この感じであれば、柱も真新しいように思えて違うが、支持物は近代普及の鉄筋コンクリート柱ではなく木製電柱だ。

振り分けた後の高圧配電線には、ラインスペーサーも取り付けられていた。

まぁ、それについては昔っからあるか・・・







木柱の建柱年は昭和41年の模様





最後に反対側~