2022年3月12日

2750.鋼管柱を支える2本の支柱




本柱で確認できる鋼管柱は鋼管柱でも旧式のものだが(近代普及の、根入れのみがコン柱というものではない昔の仕様)、ここでは珍しく、それの支えようとして2本の支柱が左右で確認できた! 



それにしても古い鋼管柱は、上部の柱がまた細いこと!


2749.新旧混ざって、下段の交差側は神奈川式の簡易型の初代のFアーム

 


ここでは、本線である上部については新手の離隔腕金となっているが!



交差側については腕金は未更新で、神奈川式の腕金の本数を少し減らした簡易型の初代のFアームとなっている!





年式は1974年の模様





初代のFアームに関しては、正しくその昭和49年だなぁ~

2748.頭上やり出し引き留めで、その下段は開閉器付きの角型Dアーム

 


頭上で高圧配電線を引き留める場合は、どれも水平腕金を使う例が多いが、こちらは違った!



ここでは珍しく!下段の引き通し側については、分岐仕様の角型Dアームを使用していた。



その角型Dアームは、分岐仕様のものであるから、そこで高圧を分岐してもいいように思えるが、電源側、負荷側を意図するために頭上引き留めとしたのだろうか?

ちなみに開閉器は普通の区分開閉器のようで、スイッチはオンだ。


2747.高圧引き下げ線に黒いカバー

 




ここでは、伸びゆく木の枝が変圧器への高圧引き下げ線と接触し、それが電線に傷をつけるからなのだろうか



変圧器への高圧引き下げ線を支持する耐塩高圧ピンがいしごと、黒いカバーで覆ってあるのが見て取れた。



2746.左詰めの2つのクランプがいし