2021年3月27日

2142.大胆な立ち上げ

 



中国電力管内の高圧配電幹線の立ち上げは、大胆である。

ここでは配電用変電所構内で鉄柱1基を利用し、高圧配電幹線を立ち上げているのだが

その数が凄まじい!

一括4回線立ち上げとなっている。

1つのケーブルヘッドから2本ずつ電線が出ておった。



振り分け箇所もご覧の通り。

普段少ない配電幹線を見上げている身としては、これは凄まじい。w

おまけ


柱には見たことがないプレートも発見!

営巣許容設備とある。

これは特にここにカラスの巣ができても問題なしという表記だろうか?


その上部には、●、△、■のセンス札も!



最後に!


鉄柱で複数ある配電幹線を立ち上げている反対側写真を!


2141.開閉器2台装柱で立ち上げ

 




中国電力管内でも



開閉器2台装柱による高圧配電幹線の立ち上げは当たり前にあるようだ。

2140.4導体支持がいし

 

1つの高圧がいしで!




最高4本もの電線を一括支持できるのは、中国電力管内のみであろう。



ここでは1つの複導体支持がいしで、4本もの電線を一括支持したものが並んでいた。

なお、そのがいしについては、特にDアームなどといった腕金には取り付けてはおらず、小さな金具に横になるようにして取り付けられていた。



こうなると


両引き留め箇所も凄いことに!

ここまでは合計6回線あると思うんだが、写真手前側では2回線は減っており、4回線のみとなっている。

うち1回線はここで振り分けられている。

減った2回線については、この直前で特に交差分岐している感じもないが、はて?


2139.パイプDアーム

 


中国電力管内では、多くの高圧配電線を支持する場合は!



このようなパイプDアームを使用することもあるようだ。


唯これは、一見古いものに思える。


ちなみにその右後ろでは、比較的最近の腕金仕様による抱Dアームもあった。


2138.抱腕金でアームタイはアングル

 


さぁお次は、十日市町電停へ




ここより天満川方面へ歩く。


ここでは耐雪塩がいしを2つずつ並べた抱腕金装柱でアームタイをアングルにした旧式を発見


隣接する耐張がいしの両引き留め箇所については単一腕金となっているが、アームタイについては同じくアングルを使用。