2021年2月22日

2039.上部基本形、下段は角型Cアーム




この日は興津駅周辺での撮影となった。



ひさひさの中部電力の配電線の撮影である。


ここでは2回線の高圧配電線を張ったものとなっているが、上部は2:1にして10号中実がいし(塩害地域のため、ここでは10号中実用耐塩皿を追加)を配置した基本形にしたもので

下段回線については、角型のCアームによる引き通しとなっていた。

2本連続で並んでいた。


2021年2月21日

2038.斜めで引き下がる高圧引き下げ線


斜めに引き下がる変圧器への高圧引き下げ線


変圧器が通常の前受けの取り付け方だと、柱の後ろ側にある自動開閉器の子局と干渉してしまうため、斜めに引き下がる形となったようだ。


2037.引き込みの引き留め箇所で、Dアームを平面になるようにして取り付け

 

Dアームというのは、通常は垂直に取り付けて、高圧配電線の配列は垂直に配列するのが基本であるが、こちらは違った!




Dアームは平面になるようにして取り付けられており、高圧配電線も水平配列となっていた。

通常とは違った取り付けとなっているため、ここでは補強のためアームタイなども取り付けられている。


2021年2月20日

おまけ投稿:2本連続の木柱


 神奈川は、他の地域と比較すると今も圧倒的に木柱の残存率が高い。


こちらもその1例だ。

2本連続で見つかった。








木柱自体は古いが、外灯はLEDへ更新済み。



木柱の年式(防腐剤を注入した製造年)については、1本目で1961年(昭和36年)であるのが見て取れた。

意外にも半世紀は持つようだ。




続いて2本目


こちらは引き留めだった。



年式は先ほどのものと6年離れており、こちらは1967年(昭和42年)のようであった。


引き留めの方の反対側写真

2036.継ぎ足しのFアームでアームタイなし。



Fアームに継ぎ足しの高圧用腕金があるものとなっているが


今回はそれを支えるアームタイがないバージョンとなっていた。


なお、両引き留めの高圧中実耐張がいしの間隔については、少し狭い感じがした。