2021年2月11日

2008.すり抜けの術!

 

※車道にカメラが出ないように撮影しています。
※車道にカメラが出ないよう、配電箱の壁に隠れて撮影しています。


2回線の高圧を張ったもので


ここでは最上部を区分開閉器を挟んで立ちあげているものとなっているのだが



ここでは珍しく、その立ち上がり線が下段回線の間をすり抜けていた。


題して、「擦り抜けの術」である。w



反対側はこんな感じ。






おまけ


付近では両回線ともクランプがいしを2つずつ並べたがいし2連装柱が目立った。



中でもこちらは珍しく


クランプがいしの配列は、2:1と3:0の両方が揃っている。

同種は柏で見た以来だった。

しかし最近では、そんな旧式も減りゆく傾向にある。



離隔腕金やDアームへの設備更新が目立った。

中でも離隔腕金への更新率が高い。

最近では離隔を相当意識しているのだろう。


後ろには離隔腕金が迫っていた。

2007.あまりない形!

 


元々こういう幹線道路に施設される高圧配電線は、電灯との干渉を避けるためか、建物側に向けて施設される例もあった。


ここはその名残だろうか、もしくは、強度対策で単純に逆向きとしたのだろうか

高圧配電線についてだが、ここでは建物側(歩道側)を向いている。

なお、柱上変圧器についてもその場合は電灯を避けなくてはならないから、それもまた横受けとなっているようだ。



おまけ



こちらは、先ほどの反対側の配電線となるが


やはり建物側を向いている。

2006.Fアームで反対側に大型サイズのDアーム

 


ここでは、高圧と低圧の支持を可能とした大型サイズのFアームで、下段回線については、高圧配電幹線の立ち上がりとなっているのだが


ここではその背後に!


大型サイズのDアームを取り付けていた!



反対側はこんな感じ。

なお、分岐先のジャンパー線については、大型サイズのDアームの内部に収めていた。


さらに反対側を!



2005.上部に空間を空けたFアームで開閉器装柱

 


前のページに引き続き、ここでは後もう1本、レアもの発見!


というのは、こちらの高圧と低圧の両方の支持を可能とした大型のFアームである。

元は2回線の高圧が張ってあったのだろうか、上部に1回線分空間を空けた開閉器装柱が見つかった。

2回線あった形跡は隣接配電柱にも

2004.やり出しで振り分ける。

 


ここでは、本線と分岐含めて


全ての高圧配電線を片側へ寄せたやり出し装柱となっていた。


本線については長い腕金となっているが、下段の分岐の方は普通サイズであり、立ち上がりのケーブルヘッドは、分岐先の高圧配電線に接続されている。