2020年8月13日

1804.川の横断箇所でないところで特殊高圧耐張がいしを発見!

 

こちらは特に川の横断箇所というわけではないが

高圧配電線の引き留め及び両引き留め箇所に、特殊高圧耐張がいしを使用しているのが確認された。
(落下しないように、強力なものを使用しているように見られた。)
ストリートビューを見ると、どうやら次にある離隔腕金が後から増設されたようだった。

元々は長径間の配電線であったので、特殊高圧耐張がいしを使ったように見られた。

終端の高圧用腕金には、△○□のセンス札も

なお、まず1本目で見えてきた特殊高圧耐張がいしはここに!

特殊高圧耐張がいしの製造年は、1973年9月を示していた。

この時代に普及していたようだ。

製造メーカーは日本ガイシさんの製造品である。

反対側はこんな感じだ。

下段回線の引き通しの腕金にもセンス札が見つかった。



続いて、奥の方はこんな感じとなっている。

この道路沿いにある2回線については

単純に振り分け用に施設されただけのようだった。
先の方では再び、2回線のうち上段回線のみ引き留めたものが見つかった。


ちなみに特殊高圧耐張がいしの使用については
次の両引き留め箇所ではその使用は見当たらなかったが

そこからさらに振り分けられた地点では、再び特殊高圧耐張がいしの使用を確認した。

なお、ここでは一応、配電柱本体の年式も確認してみた。


これは確認してみると、1974年を示していた。

さっきの特殊耐張がいしより、1年後のようだった。


さて


両引き留め装柱から振り分けた後にあるお次の特殊耐張がいしの拡大を!


こちらの高圧耐張がいしについては、全て特殊仕様となっていた。

さらに反対側はこんな感じで!


こちらは特に元から長径間というわけではなさそうだが・・・


特殊耐張がいしの特徴は、高圧がいしであることを示す赤い線引きがないのと、形状も通常仕様とは違うことである。


夏空背景に!もう数枚程、近距離写真を!!w





おまけ



1803.近っ!

 

がいしの不均等配列については、今までいろいろなものを見てきたが




これは近すぎだ。w


すれすれの状況である。


恐らくこれは、配電柱の更新時にこうなったのかと思われるが

クランプがいしの配列に関しては


こちらは珍しく、更新後も元の配置には戻さなかったようである。

1802.取り残された配電線

 

以前はここで2回線の高圧配電線の立ち上げを行っていたらしいが


奥が無電柱化されている通り、どうやら今はその立ち上げ箇所を変更したようで

次の写真を見てわかったが、どうやらこちらの下段回線については、まだ活線箇所がある。手前側に2つのトランスを乗せたものが見えるが、そこにはまだ電気が通っているように見えた。
かつての配電幹線の立ち上げ箇所が取り残された形で残っていた。

唯、ケーブルヘッドが撤去されるのみで、自動式開閉器などは残っている。

ちなみに現在の立ち上げ箇所は、このすぐ右側に移されていたが

この感じだと、元々あった2回線の架空配電線路については、現在は1回線のみの立ち上げに変更したように思える。
 残りの1回線については、地中線路に完全変更といった感じだろう。

立ち上げ後の1回線については、写真右側で振り分けられている。
写真中央にある区分開閉器なしで引き下げている方は、恐らく無電柱化されている道路沿いに施設されている元あった2回線のうちの下段回線による高圧配電線路かと思われた。

1801.バランスの悪そうなタイプ

 

ここでは


ラインスペーサーのワイヤーが高圧用腕金を占領してしまっているため



高圧配電線は、その下段にある変圧器への引き下げ線支持の腕金に高圧耐張がいしが配置されていた。
しかしこれは、外見を見る限り、バランスが悪そうだ。

この場合、Dアームの方がうまくいきそうな気がする。

ぶれたが・・・


反対側はこんな感じだ。



変圧器への引き下げ線を支持しているトンボ腕金と高圧用腕金とが共用されている光景
これはなんだか違和感のある装柱である。