2020年8月13日

1807.この形だと・・・


こちらは、当初は架空線路のままま高圧引き込み線を張る予定だったのだろうか


ちょっと形が不思議だった。


この感じだと、明らか左側に向けて高圧引き込み線を張るような形になるかと思う。


やや近距離はこんな感じ!

おまけ




この日の撮影は、猛暑の中、次に撮影したい場所へ行くために、水戸街道なども散策していた。



おっ~びっくりした。w




やはりこういうところはDアームの出番か・・・

しかも高圧カットアウトは上段取り付け仕様!







1806.コン柱に腕金を取り付けて、架空地線を片寄せ!


架空地線を片側へ寄せる場合は、鳥居型や1本腕金の頂上に長い腕金を取り付けることが多いが、こちらは違った。



珍しくコン柱に腕金を取り付けて、架空地線を片側へ寄せていた。





反対側はこんな感じで!

1805.Fアームで2回線一括引き通し振り分け引き留め


ここではFアームを使って、クランプがいしで引き通しながら2回線の高圧配電線を振り分けたものを発見した。

 

Fアームで引き通しされている方は、単純にこの先で2回線が振り分けられている通り、振り分け用に施設されたものである。





なお、Fアームの右端にて、高圧耐張がいしで2回線の高圧配電線を受け止める直前地点には、クランプがいしや10号中実がいしも取り付けられていたが




強度的には、高圧がいしはクランプがいしの方がやはり上位のようである。

下段の10号中実がいしの方については、腕金ががいしごとやや傾いているのがわかる。

(※クランプがいしで電線を支持する場合は、電線支持点の被覆を剥いで、アルミ線を噛ませてあるので丈夫)

1804.川の横断箇所でないところで特殊高圧耐張がいしを発見!

 

こちらは特に川の横断箇所というわけではないが

高圧配電線の引き留め及び両引き留め箇所に、特殊高圧耐張がいしを使用しているのが確認された。
(落下しないように、強力なものを使用しているように見られた。)
ストリートビューを見ると、どうやら次にある離隔腕金が後から増設されたようだった。

元々は長径間の配電線であったので、特殊高圧耐張がいしを使ったように見られた。

終端の高圧用腕金には、△○□のセンス札も

なお、まず1本目で見えてきた特殊高圧耐張がいしはここに!

特殊高圧耐張がいしの製造年は、1973年9月を示していた。

この時代に普及していたようだ。

製造メーカーは日本ガイシさんの製造品である。

反対側はこんな感じだ。

下段回線の引き通しの腕金にもセンス札が見つかった。



続いて、奥の方はこんな感じとなっている。

この道路沿いにある2回線については

単純に振り分け用に施設されただけのようだった。
先の方では再び、2回線のうち上段回線のみ引き留めたものが見つかった。


ちなみに特殊高圧耐張がいしの使用については
次の両引き留め箇所ではその使用は見当たらなかったが

そこからさらに振り分けられた地点では、再び特殊高圧耐張がいしの使用を確認した。

なお、ここでは一応、配電柱本体の年式も確認してみた。


これは確認してみると、1974年を示していた。

さっきの特殊耐張がいしより、1年後のようだった。


さて


両引き留め装柱から振り分けた後にあるお次の特殊耐張がいしの拡大を!


こちらの高圧耐張がいしについては、全て特殊仕様となっていた。

さらに反対側はこんな感じで!


こちらは特に元から長径間というわけではなさそうだが・・・


特殊耐張がいしの特徴は、高圧がいしであることを示す赤い線引きがないのと、形状も通常仕様とは違うことである。


夏空背景に!もう数枚程、近距離写真を!!w





おまけ