2020年8月11日

1790.突き出し固定の高圧結合器!


ここでは、無電柱化されている北斎通り沿いに合わせて、高圧を引き下げたり立ち上げたりしているものがあるのだが、その立ち上げ及び引き下げ地点には、必ず、区分開閉器が設置される。


その区分開閉用に、ここでは自動式の区分開閉器を備え付けているのだが!


自動開閉器によくありげの高圧結合器が、ここでは突き出すような形で取り付けられていた!


これまた中々ない構成である。


え・・・ガン見されたが、反対側はこんな感じで!w



なお、ここでは自動式の開閉器を備え付けたものが2本連続しているが、どちらか一方が北斎通りの地中に施設されている地中配電線路の接続用で、もう一方がこの道の本線用に施設されている開閉器かと思われる。
こちらが地中線路接続用だろうか?

また、こちらの高圧用腕金であるが、まだ北斎通り沿いに電柱があったことを物語っている一面がある。

腕金が少し下がっている。

電柱があった頃は、振り分け引き留めか空中交差分岐が行われていたことだろうと思われた。


1789.Fアームに通常仕様の高圧用腕金を取り付け!

 


こちらのFアーム装柱だが


高圧配電線の支持部については珍しく!


いつもの付属の専用の短い腕金は使っておらず、通常よく使われている長さ1800mmの高圧用腕金が継ぎ足されていた!


Fアームに長い腕金を継ぎ足すという光景は偶にあるが、まさか普通サイズの腕金を継ぎ足すものもあったとは、これはこれで珍しい構成だ。

継ぎ足されている腕金の年式を探るべく、プレートを見てみたが、そこまでの記載はなかった。

反対側はこんな感じで!w


なお、その継ぎ足されている腕金については恐らく、Fアームに取り換えられる大分前に,

直接高圧用腕金として取り付けられていたものかと思われる。

それにしても流用品の使用は初見だった。


流用品の腕金は、オレンジ色に錆びている部分だ。

恐らく以前は、普通のやり出しによる引き通しだったのだろうな

1788.交差点方面を向く長い腕金

 2020年8月11日、この日は暑~い猛暑の中、遠出せず、通勤定期圏内であった東京都墨田区両国駅付近の撮影へ向かった。

どちらかといえば、JR両国駅ではなく都営大江戸線の両国駅付近での撮影となった。


この辺も意外に変わったものや珍しいものがあった。


まずは駅を降りてすぐの場所にあるこちらを!


何故かこの電柱の撮影時、カメラのライティングエラーが発生し、1枚目を撮ることができなかったが、上部はなんとか撮影できた。

その写真だけ掲載する。


架空地線支持の腕金であるが、ここでは珍しく、鳥居型の最上部に長い腕金を取り付けており、交差点方面にその長い腕金が向いていた。

2020年8月2日

臨時投稿:限流アークホーン付き中実耐張がいし

 

今回は、九州電力管内で使われている限流アークホーン付き中実耐張がいしを入手!

限流アークホーンはこれだ。

なお、その装置の製造社については、音羽電機工業製のようだった。

製造年については、こちらの装置が2002年8月製で


がいし本体は2002年6月製のようだった。

製造メーカーは、関東では見慣れぬ光洋電器製造のようだ。

2020年7月25日

臨時投稿:懸垂がいしコレクション

 

今回は珍しい、松風工業製の懸垂がいしを2つ入手した!

松風工業社のがいしは、1964年頃に解散してからがいしの製造を中止しているので、現存数は少なくなっている。

製造年についてだが、やはりこれは相当古いものだと皇紀表記となっている。

こちらは皇紀2596年4月を示しており、西暦では1936年(昭和11年)である。

電線支持部はこんな感じである。


もっと前のものであれば、ヒダの数に相違点があるものもある。


今回は、コッタボルトと割りピンも付いてきた。

続いて2点目




こちらも製造年は同じだった。

そうそう当時の懸垂がいしは、クレビスキャップにも製造メーカーの刻印があるのが特徴だ。

ここでは反対側にも刻印が見られたが、こちらはよくわからず。


製造メーカー、型式、製造年以外には、謎の記号も発見