今回は、九州電力管内で使われている限流アークホーン付き中実耐張がいしを入手!限流アークホーンはこれだ。なお、その装置の製造社については、音羽電機工業製のようだった。
製造年については、こちらの装置が2002年8月製で
がいし本体は2002年6月製のようだった。
製造メーカーは、関東では見慣れぬ光洋電器製造のようだ。
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今回は、九州電力管内で使われている限流アークホーン付き中実耐張がいしを入手!限流アークホーンはこれだ。なお、その装置の製造社については、音羽電機工業製のようだった。
製造年については、こちらの装置が2002年8月製で
製造メーカーは、関東では見慣れぬ光洋電器製造のようだ。
今回は珍しい、松風工業製の懸垂がいしを2つ入手した!
松風工業社のがいしは、1964年頃に解散してからがいしの製造を中止しているので、現存数は少なくなっている。
製造年についてだが、やはりこれは相当古いものだと皇紀表記となっている。
こちらは皇紀2596年4月を示しており、西暦では1936年(昭和11年)である。
電線支持部はこんな感じである。
そうそう当時の懸垂がいしは、クレビスキャップにも製造メーカーの刻印があるのが特徴だ。
ここでは反対側にも刻印が見られたが、こちらはよくわからず。昔の送電線は、そのがいしをよく使っていた。
ちなみに今回は、現在の日本ガイシさんになった後の製造品も入手することができた。
こちらのロゴについては、1980年代頃まで使われていた。
ここが高圧と低圧の支持にFアームを使ったもので、架空地線支持の腕金も取り付けられているが
ここでは珍しく、分岐の交差側の高圧配電線に合わせて架空地線キャップも取り付けており、Fアームと架空地線キャップ間にも架空地線が張られていた。
東花輪での撮影は、これで以上となった。
ここでは両サイドに向けて、高圧配電線を分岐しているのだが
背後の右側については、珍しく腕金を伸ばした形での分岐となっていた。
(区分開閉器のある左側は高圧引き込み線)
この感じだと、恐らく左側は後から増設分岐するようになったのかと思われる。