2020年2月9日

1672.長~いやり出し仕様となった架空地線支持の腕金!

別の配電線と交差のため、またしても架空地線支持の腕金を長くしたものとなっているわけだが、これは古い意味合いでレア度がありそうなものだ。

頂上の腕金は、高圧用腕金と同じサイズのように見える。

というのは、長い架空地線支持の腕金を使ったもので、架空地線を片寄せさせるために(架空地線の遮蔽範囲を広げるために)、高圧配電線方向に、長い腕金を追加したものだ。

単一腕金によるものでは、今回初めて見かけた。
こういったものは、鳥居型バージョンで見かけることが多い。

1671.本線は基本形で、分岐先は特大サイズのパイプアームと腕金が混じる!


こちらはまた、レア構成である!



右から左へ通過するものが本線となっており、これが基本形で、写真の上から左下へと通過している分岐先のものが真新しく大きくやり出させたものとなっていた!
なお、交差側については、下段のみ、区分開閉器が設置されているという感じである。

基本形の引き通しの腕金の取り付け向きについては、負荷側向きかな

1670.高圧用腕金をFアームにして、変圧器への引き下げ線支持はトンボ腕金などが混じる!



こちらは、高圧の支持に関しては、東電管内で確認できるFアームのようなものを使ったものとなっているが(腕金の構成については、現場で組み合わせて形成される手作り仕様!)


中でも気になったのは、変圧器の周囲である。
変圧器への引き下げ線支持については、下段については、2本の腕金を並べた抱腕金仕様となったトンボ腕金を使用しておったが、それに次いで、上部については、1本の腕金という感じであった。
唯、変圧器から低圧を立ち上げた後は、抱腕金のような形をしているトンボ腕金の辺りで支持されているのが中腹部に見えた。
なんだかそれとの構成が珍しく見えたので掲載!

1669.2回線両方ともCアームで上部三角、下段逆三角配列!!

これはまた見かけぬ構成ですな


Cアームで高圧配電線の配列を逆三角配列にしたもの自体、見かけることが少ないが
今回はそんな中で、上部が通常の三角配列で、下段がそのあまり見かけない逆三角配列となった構成のものを見つけることができたのであった!

1668.耐張がいしを使わない引き留め手法!



北海道電力管内で最近増えている耐張がいしを使わない珍しい引き留め手法だが!



今回はそれを中部電力管内で発見だ!



サービストランス装柱の終端で発見した。
見たところ、ジャンパー線で終端という感じである。



ここでは配電柱が密集しているため、高圧耐張がいしの取り付けは困難になったのかと思われる。



ちなみに東電管内でも、数は少ないが、何本か発見例がある。






←今のところは、こうしたものは、北海道電力に多いらしい。