2020年1月2日

1588.交差点に、1本1本のロングパイプアーム!


高圧用腕金に、1本1本のロングパイプアームを使って、縦型配列の高圧配電線を支持したものとなるが


今度はそれを、配電線の交差点で発見した!
そのため、上部は通常のやり出し装柱に対し、下段が大げさに目立っているかのような感じに見える。

1587.開閉器の操作紐をハンガー装柱の腕金で固定!



中部電力管内の配電柱で確認できる開閉器装柱の開閉器の操作紐については、結構大きく正面に引き下がっているものを多く見かけるが



ここではそれが、風で揺さぶられて何かに絡まったり、引っかかったりしないようにするためか



ここでは珍しく、ハンガー装柱の腕金に






引き留めがいしのようなものを取り付けて、引き紐を固定しているのが見えた。


1586.中央のみ引き留め



これはどちらかといえば、旧式例の分類に入るが
HPの方で今後掲載する見込みがないので、こっちに掲載することにした!

ここでは三相交流3線式の高圧配電線が張られているが

最上部にある架空地線については、銅線の模様
緑色に見える。
両側が10号中実がいしによる引き通しで、珍しく中央のみ引き留めされておった。


年式については、ジャスト1980年のようであった。


反対側はこんな感じで!


中央のみ引き留めです!

1585.上部が角Cアーム、下段をDアームというレア構成!?




上部にCアーム、下段にパイプアーム仕様のDアームによる開閉器装柱!
これまた、見ることが少ない構成かと!



なお、下段の開閉器装柱については、避雷器や子局で使う電源用トランスなど、全て開閉器に直付けされておった。
ちなみに東電管内では、避雷器は高圧用腕金に取り付けて、柱上トランスもちゃんと変台を使って取り付ける。

1584.正面受けのダブルハンガー装柱で、1本腕金が多いタイプ!




柱上変圧器を取り付けるのには、ハンガーというパーツを使って柱上変圧器を吊り下げるかのような形で固定するのを中部電力管内で現状もよく見かけるが、その場合は、高圧用腕金のすぐ下に柱上変圧器を取り付けるのが多い。



しかしこちらは少し違った!


高圧用腕金のすぐ下に、もう別の1本の変圧器への引き下げ線支持用の腕金を取り付けていたのだった。





それから変圧器を吊り下げているハンガーを固定している腕金の本数も1本多い。



変圧器への引き下げ線支持用に使われている高圧がいしを確認してみると、耐塩ピンがいしが入り混じって確認できたことから、これは塩害地域のために、少し補強された感じなのかと思われる。


なお、年式についてだが、それは見えなかった。
唯、NTT札の方には、昭和48年と書かれているのが見えるから、おおよその年式については、恐らくその時代のものなのかと思われる。やはり昭和45年前後!

さて、正面写真はこんな感じである!
いやはや、1本腕金が追加されているだけでも、少し違った風に見えますなw



さて、同様の構成による前受けのハンガー装柱については、後2本続いておった!
片っ端から撮影を行った。w

こちらもハンガー吊されている変圧器への引き下げ線支持の腕金が1本多くなっており、また、ハンガーを固定している腕金も通常より1本多めの抱腕金になっている。



さぁ


こちらの正面写真はこんな感じだ。

こちらの柱上トランスの容量は少し大容量だった。


そして最後の3本目!
同じような感じだった。
なお、高圧用腕金の取り付け向きについては、負荷側向きかなw

こちらの変圧器は小容量であったが、ハンガーを吊り下げている腕金はやはり抱腕金!



こちらの正面写真はこんな感じだ!

こちらは変圧器への引き下げ線支持に耐塩ピンがいしの他
普通の高圧ピンがいしも混じっておった。
これには、元々塩害地域の設計だった箇所を普通の内陸仕様の設計に戻したのか
それとも唯単に、耐用年数稼ぎが目的だったかのかの2つが考えられそうだ。
今度は変圧器が小容量となった。



さて!お帰りの際も撮影です。w



反対側写真を撮って参りますか!
(またガン見されたぞw)

反対側より、さっきの3本目!


2本目




1本目