2017年9月9日

1167.中実耐張がいしで広がりストラップ

この仕様のストラップはこの辺特有のものなのだろうか?



中実耐張がいしを支えているストラップというと塩害地域では2枚を長くしたものをよく見かけるが



内陸部である東京都調布市内ではこういったものも見つかった。
それがこちらの抱きアーム仕様で1回線分岐を行っているタイプになるが、その1回線分岐側に注目してみると



中実耐張がいしが使われているのだが、それを支えているストラップが広がっている。
これは初見だ。
こんな仕様も一時期は内陸部で流行っていたのだろうか?


なお、この配電柱の建柱年は1985年であった。
(しかし、この抱きアームも少し若いな。)






反対側はこんな感じで



おまけ



付近にあった中実耐張がいしを使った両引き留めタイプとなるが、やはりこちらも中実耐張がいしを支えているストラップは広がっている。


1166.Fアームで架空地線の支持はやり出し

これもまた滅多に見かけることがない。


高圧と低圧の両方の併架が可能なFアームとなっているのだが、ここで気になったのは最上部にある架空地線支持の腕金の形である!


なんと、Fアームだというのに、架空地線支持の腕金は珍しく、やり出しに変形させていた。


ま、肝心な本線側の架空地線は、確実に今の影響を受けて既に取り払われていますけどw

1165.今流行りの離隔腕金の真似w


こちらは確実に離隔腕金の真似ですねw





見てみると、大型サイズのD型腕金に水平の腕金を継ぎ足しているようでした。



なお、建柱年は確認したところ、2004年のようでした。
(これは離隔腕金が既に登場している頃の年代だなぁ。まだ離隔腕金の数が少なかったから、余ったこういった部材を使って離隔腕金の真似をしていたのだろうか?)


1164.中央固定で架空地線はやり出し配置


高圧用腕金が中央固定だというのに架空地線の支持がやり出しになっているのは珍しい。


それも肝心な架空地線は下吊!



以前は高圧用腕金もやり出し配置だったのだろうか?


反対側はこんな感じで!

2017年9月3日

1163.長い腕金でがいし2連ならず


長い高圧用腕金を使ったもので抱き腕金だというのに、がいし2連ならずであるのは珍しい。
(普通サイズでも稀に見る感じ。)


しかもこちらは1回線分岐!



反対側はこんな感じで!


この通り、抱き腕金なのですが、がいしは片方の腕金にしか乗っていません。
なお、腕金に差し込まれている高圧がいしは、若干均等には並んでいません。