2015年3月3日

798.開閉器なしで分岐

最近のコンビニは高圧受電が増えていますが

ここでは区分開閉器なしで直接、コンビニの敷地内にある高圧引き込み柱へと接続されています。
 
引き込み側にはちゃんと、D型腕金に開閉器、その右下に計器用変圧変流器がある最新の組み合わせとなっています。


まぁ、そもそもは何等かの原因で、外に張ってある配電線にまで故障が及ばないよう(波及事故防止対策として)高圧需要家側にも開閉器が取り付けられているわけですわ(昭和40年代頃の昔はなかったようですが、最近では波及事故対策として、需要家側への取り付けが推奨されているようです。)
さて、その高圧需要家側に設置されている開閉器ですが、正しくは気中負荷開閉器(専門用語ではPASと略す。)と呼んでいます。


しかし、今回気になったのは電力会社側の設備です。
区分開閉器の取り付けはなく、ワイヤーを張ってそのまま空中の地点で、コンビニへ高圧引き込み線の分岐が行われています。

今回初めてみました。
これから取り付ける予定なのか、それとも地方ではこれを省略しているところもあるようだから、この先はコスト削減として省略することになるのであろうか

2015年2月26日

実は今年の春で20周年!

今年の春で、私が電柱を好きになって続けてきた電柱趣味が丁度!20周年を迎えます。

「なぜ春に好きになったと断言できるか?」というと、私本人がしっかり覚えているからです。
まだ暖かい1995年の春のこと、(私が3歳の時で4月か5月頃だったかな~)、2階のベランダからしっかりと、ダブルトランス付きの配電柱を眺めていたことを記憶しているのです!
そこから、車に乗って当時はいろいろな場所へ出かけた。
その時、電柱上部の形と絶縁体のがいしには、さまざまな種類があることを知った・・・話すと長くなってしまうので、とりあえず今はここまで・・・

今度、それを証明したページをHPの方にアップしようと思います。

2015年2月25日

最近はこちらを更新

http://gorondeener.web.fc2.com/
ホームページの方は1か月に一回更新することにしています。

2015年1月4日

797.ちょっと密集

地方では開閉器2台装柱は当たり前のようにありますが

 東京電力管内では開閉器2台装柱をしないことから、短スパンに2本立てて、それぞれの柱で1つずつ開閉器を取り付けているのがわかります。
 一番左側は幹線用の開閉器(この先で東関東自動車道にぶつかりますから)その右隣に、高圧需要家へ向けて区分開閉器を取り付ける1本
さらに、その右後ろには左方向への高圧配電線分岐用にと、もう1本建てたようです。

正面から眺めるとこんな感じ。
ちょっと密集してます。

796.引き下げ順序

 2回線の高圧配電線の引き下げ順序ですが、少し何時もと違います。
何時もは下段を先に引き下げてから、最後の柱で最後の1回線を引き下げますが、ここではそれが逆になり、上段をまず引き下げてから、次の柱で下段を引き下げるという形になっています。
上段から引き下げてしまうと、ケーブル端末と引き下げ線支持用のがいしが下段にある高圧用腕金と干渉してしまうから、あまりそうさせないことが多い。
が、最近の設備では、そんなのお構いなしに引き下げてます。w(写真の設備は平成初期頃のものになる。)