2023年3月4日

3874.クランプがいし2連引き通しならずで、高圧引き込み開閉器



元はこれは、10号中実がいし2連引き通しだったのだろう。
それを途中でクランプがいしへ取り換えてからは、がいしは片方の腕金のみとなってしまったらしい。



ちなみにここは、アームタイもアングルが使われており、古そう。

裏手のマンションが建てられた時からある、当時物であろう。

3871.ダブルハンガーで、片側は5kVA、もう片側が30kVAぐらいか






右側の需要がありそうな大容量は、主に家庭用で使われる単相3線式低圧電灯用であろう。



3870.新手の開閉器?

 



下には見慣れない装置あり!
これが新しい子局なのだろうか

3869.パイプアームでがいし間隔大で、新手の複合型の鉄筋コンクリート柱




ここは普通サイズのパイプアームで、高圧耐張がいしどうしの間隔大!




複合型の鉄筋コンクリート柱は、地方での普及率が高い。

この支持物は、途中でボルトでジョイントしてあるのが特徴だ。





なお、その製造年は、2021年12月と確認できた。




3867.コン柱に取り付けたバンドで架空地線を支持

 





架空地線引き通しの吊り金具は、外側に向けて取り付けられている。





奥にももう1本!

3865.波立つジャンパー線

 



元開閉器装柱であったかのような感じのものである。

3864.あまり見かけない単相2線式高圧配電線









 中部電力管内では、あまりというか、ほとんど見かけない気がする。






3863.パイプアームで急角度

 


それなりの強度はあるようだ。



それからここは、架空地線キャップも少し根本が長いような感じがする。

なお、この場合の架空地線の支持は、架空地線キャップとパイプアームを合体させた仕様のものを使う傾向にあるから、これはその組み合わせ的にもレア

3862.元は普通の両引き留めだったものを後で開閉器装柱へ変更されたもの

 



それが途中で開閉器装柱へ変更されたようであり、かつてジャンパー線を支持していた10号中実がいしが3つ、残されていた。

3861.片側はグレーのカバー、もう片側は黒のカバー






腕金が中央固定となっている場合の両引き留めだが、中央の高圧耐張がいしに関しては、両側ともVストラップを使うのは難しくらしく、黒いカバーの方は腕金に2:1に不均等になるようにして取り付けられている。

ちなみに東電管内では、中央の高圧耐張がいしの固定は、バンドに挟んだラックで固定されているから、両側ともちゃんと均等配置になっている。

3860.小型のアームで単相2線式低圧配電線を低圧ピンがいしで引き通し

 


中部電力管内では、特に郊外では、低圧配電線は張らない傾向にあるから、低圧ピンがいしの引き通しであるこれは少し珍しい感じがする。



それもアームだが、ここは本線側は水平腕金ではなく、小型サイズのものを使用しているのが確認できた。



そして一見は分岐しているかのようにも見えるが、分岐先には低圧電灯線は張られてはおらず、途中で切られているのが見えた。



3859.黒いカバーも再び新設!

 




この形のカバーは





↑元々はグレーで普及している形であったが




↑どうやら今後は!その形を使ったもので!!またもや黒いカバーも普及させるようである。

(グレーのカバーと形が同じ種類と思われる。)





そして!



ここでもやはりかさ電が確認できた。


おまけ投稿:甲信幹線261号鉄塔他

 




こっちのブログの方がストレージはほぼ無限大に使えるから、ダイジェスト版がアップできるのだ!

ということで、大量アップ!






甲信幹線は、日本で初めての154kVだった。

かつて実在の京浜電力が、川崎の京浜工業地帯向けに建設したものだった。

一時期は経営難に陥り、その後は東電の所有となった。













この辺の形はなんら変わっておらず、大正時代の当時物である.



こちらは少し嵩上げされたような感じあり。

































建設年は、大正12年(1923年)3月とあった。