2017年11月5日

1188.川越の上部開閉器交差の現状


2年ほど前に巡ったら工事中でよく見えなかった川越の激レアな上部開閉器交差!
(2年ほど前に巡った時の記事はこちら→:http://gorondeener-denchuu.blogspot.jp/2015/10/blog-post_25.html


以前はどちらとも高圧用腕金は中央固定仕様であったが、結局形は元には戻らず、上部は今流行りの離隔腕金になっていた。
(できれば更新後は、またまた上部も腕金の固定位置は中央にして欲しかった。)


まぁ、現状どんな状態になっているのか気になったんで、東松山からの帰り際、川越にちょいと立ち寄り見に行ってきた次第である。w


周囲にはあちこち開閉器を取り付けたものが並んでいるので、珍しくこちらは上部開閉器交差になったのがわかる。
(しかし、東電はそれだけ開閉器2台装柱を嫌っていることが明確にわかる。)


なお、上部にある開閉器については、ハンドルを見ると白い引き紐の方が下がっているので、どうやら常時開放(スイッチオフ)状態のようだ。
元々連系用開閉器だったのかどうかはわからないが、配電柱には常時開放であることを示すプレートは見当たらなかった。


珍しいのでね、ついw

色々な角度から撮っちゃう


この通り、上段は離隔腕金となっていた。
なお、上段回線から下段回線へ向かうジャンパー線支持がいしは1つに減っていた。


 開閉器の引紐はこの通り、白の切が下がってます。
建柱年は2017年2月で、どうやら定位置に戻す移設も含めて2度ほど移設をしたらしい。
(そして、最近の設備については、どうやら開閉器が常時開放であっても、それを示すプレートは付けないらしい)


遠くからはこんな感じで

 最近特有の銀白です。w





横はこんな感じで!

 しかし最近は簡素なつくりになったなぁ
(以前はご丁寧に、上部開閉器交差から降り立った3本のジャンパー線を支えた3つの中実がいしがあったそうなw)

最後はこのアングルから撮っておしまいにw


下段の両引き留め箇所も最新らしいつくりですが、ジャンパー線支持は限流ホーン付きクランプがいしにはしなかったようだ。


最後に・・・



できれば形はこうして欲しかった。www
そう、どちらも高圧用腕金が中央固定で耐張がいしによる両引き留めという構成



↑今回はちょいと、それを現代バージョンを銀白構成で制作してみた!w

1187.頭上で引き留める者が2本連続w



こちらは珍しく


頭上で引き留める者が2本並んでいた。

古いものだとこれは、電源側、負荷側を意味してこうなっていることもあるが、こちらはそうでもなかった。

1186.準備中?の高圧中実がいし


動力用腕金に準備中らしき中実がいしを取り付けたものはこれまでにも何度か見かけているが


こちらは比較的新しい設備でそのようなものが発見できたため、掲載に至った。w


ご覧の通り、こちらも動力用腕金にて、なぜか10号中実がいしが取り残されているのがわかる。

しかし、なんだかこれだと

従来中実がいしを使っていた箇所を後から設備更新して、両側は限流ホーン付きのクランプがいしになっちまったから、取り残したように思えるな



反対側はこんな感じで!




この通り、両側のジャンパー線支持は限流ホーン付きクランプがいしとなっています。
(更新した際に元々使っていた中実がいしが要らなくなったのだろうが、そのような残し方は珍しいと思う。)

1185.初期型離隔腕金の外側に開閉器を取り付け!


これはまたまた珍しい!



初期型の離隔腕金となっているのだが!


なんと珍しく!開閉器については外側に取り付けられていた!





初期型離隔腕金だと、Dの枠が狭いので外側に取り付けることになったのだろうが、これは初めて見る。






正面はこんな感じで!


1184.低圧のみ抱(かかえ)腕金

ご覧の通り、高圧は両引き留めとなっているのだが


ここでは、低圧動力線2本線のみの支持が抱腕金になっていた!


抱腕金となれば


低圧ピンがいしは2連です。

1183.一方、中には直線仕様のミニアームも!

傾斜のあるミニアームについては、他にも直線仕様があるようだ。

向かいは普通にD型腕金となっているが


ここでは右側にそのミニアームを使ったものを発見!


こちらは先ほどとは違い、直線仕様だ。

1182.上下で左右で逆向き



自動開閉器を設けた2回線間で系統連系を取っているタイプとなるが




珍しく高圧用腕金が上下で逆を向いていた。


建柱年は2011年であった。(設備は正にその頃ですな。耐張がいしの連結分部にカバーがある)

1181.D型腕金を使わないミニアーム仕様の縦型装柱 その2

「1180.D型腕金を使わないミニアーム仕様の縦型装柱 その1」からの続きで、ここでは他にも大量に旧型のミニアームを使った縦型装柱が見つかった。

なお、ここでは両引き留め装柱も含めての発見となった。


ここでは


丁度ジャンパー線の支持箇所にその傾斜のある旧式ミニアームを使ってます。


おまけに分岐もしてました。
(それがちょいとレアかな)


そして!
付近ではさらに!



なんと!避雷器付きも発見!
(いやはや、避雷器があるとより不思議な感じに見えるなぁw)


なお、避雷器がある理由についてはここにありけり!
どうやら以前はここで高圧引き込み線を分岐していたようです。
(区分開閉器はどのようにして取り付けていたのかが気になるところw)


建柱年については、やはり同じ頃ですね
この時期に傾斜付きのミニアームは普及していたようです。


さて、誰もいなかったので、反対側を!w



反対側はこんな感じです。
架空地線キャップは半ボルトがないのも古い証拠です。


さて、奥にはほかにも!

そうです、このストリート沿いにも傾斜付きのミニアームが並んでいます。



唯、こっちは架空地線キャップがないんで、ちょっと変な感じに見えますけどw