2017年4月16日

1112.ちょいと長いFアーム!!

急角度箇所にFアームを採用するとは


なんとも平成初期らしい設備である。w

今なら絶対、特大サイズのD型腕金を使うことであろう。w


また、急角度で配電線に少し余裕を持たせるようにしたのか、いつもより長めの高圧用腕金がFアームについていた!

反対側はこんな感じでw


いつもより長いです。
なお、架空地線の支持もそれに合わせるように(雷撃からの遮蔽範囲確保のため)槍出し仕様となっています。

1111.耐張がいしを使わない分岐!

耐張がいしを使わない分岐は、北海道電力管内では比較的最近の設備でよくあるようですが、東電管内でそれが見られるのはかなり珍しい。
なお、東電管内では今回で2度目の発見となっている。前回は東京都杉並区で同様手法のもので発見できたが、そちらについては今は現存していない。


それも旧式の設備での発見となった!
(ご覧の通り、右側の高圧引き込み柱には旧型の耐塩型ケーブルヘッド(屋外終端箱)がある!)


耐張がいしを使わない分岐はあまり好ましくないようだが、この場合は中実がいしで配電線を引き留めることになるので、耐張がいしよりかは安上りで設備が造れるものかと思われる。


反対側はこんな感じで!

この手法は耐張がいしを取り付けるスペースがない場合に適用?