2015年12月5日

921.離隔腕金で三角配列!

ちょっと夕焼けの写真になってしまったが

離隔腕金で三角配列の珍しいものが見つかった!


この先です。


上回線がCVTケーブルになり、何かを避けているから、下回線はスペーサーを取り付け極狭の三角配列にしたのだろうか?


ここから2スパンはスペーサーが取り付けられているが、ワイヤーは通っておらず、配電線のみにスペーサーを取り付けているようだ。


ご覧の通り、本来ならばワイヤーを取り付ける部分が上を向くが、ここではその部分が下を向いており、ワイヤーは通っていない。




920.3連結


3連結以上の耐張がいしもこれまで確認したことがあるが


3連もまた珍しいので掲載!


追加分の耐張がいしにはカバーは確認できない。


電線の長さが足りない場合は耐張がいしを追加することがあるようだ。

919.がいし配列3:0で中央配列! その1


下段の交差側!


がいしの配列3:0のタイプであるが


中央に配置した取り付け方は珍しい。
しかもがいしは若干、不均等配列になっている。

918.Fアームで角度を振って変圧器!


Fアームで土台がある変圧器で


上部の方にそれがある光景はよく神奈川で見かけるが


斜めに角度を振って取り付けられているのは珍しい!


ご覧の通り、上段の変圧器への引き下げ線支持用の腕金、がいしは省略されています。


見事な逆光ですが、反対側はこんな感じ。

917.金具伸ばし!先端に中実がいしを取り付け!


唯単に、高圧引き込み線を分岐しているように見えがちだが




中実がいしを取り付けるだけなのに、ここまで金具を伸ばしてその先端にはめ込むとは、初めて見かけた。
開閉器があり、がいしを取り付けることができなかったから、こうなったのだろう。

916.3兄弟の離隔腕金!


前に停車している年代物クラウンも気になるところだが!


それよりも気になったのはこちら!
3兄弟の離隔腕金です!
元々2回線のタイプなのだが、分岐用でさらに最下段に追加されて3兄弟になったようです。


こんな光景は初めて見ます!


滅多にないでしょう。


建柱年は2006年でした。

915.干渉しても伸ばして解決!


Fアームで


下部にはCVTケーブルが通っているので、トランスをうまく取り付けるスペースがなくなってしまったようだが!


なんと!


Fアームに干渉しながらも!変圧器の土台が取り付けられている!!
良い具合にFアームの避けているのがわかる。

914.レアな横配列の低圧配電線!

地方の配電設備ではよく横配列の低圧配電線を見かけることがあるが、東電管内でこうしたものが見られることは極めて珍しい。

ご覧の通り、ここでは横配列の低圧配電線が続いている。

では、負荷側から電源側に向けて追跡していくことにしよう。


負荷側にある終端部も2連の腕金によって低圧引き留めがいしを取り付け引き留めている。


通常は高圧配電線が最上部に来ることは普通なので、低圧配電線が最上部に来るとなると不思議な感じがする。


1本手前の引き通しは


電灯線なのにも拘わらず低圧ピンがいしによる引き通しとなっていた。
また、アースの色分けもちゃんとなされており、今ではほとんど見かけることがなくなった緑色の低圧ピンがいしも確認できる。


建柱年は昭和45年のようだ。
当時からこんな状態なのだろうか


建物からは結構離れているので


横配列にする必要性は本当にあったのか、疑問に思う。


電源側に近づいて来ました!



電源側はいつも通り、縦型配列で分岐されています。
ここでこれは動力線200Vではなく電灯線100Vということがはっきりとわかります。