2015年5月22日

861.支柱があるのにワイヤーが!!


前記事の次にあった支柱付きのものです。


角度を少し振っているので支柱がある理由はなんとなくわかるが


支柱があるのにもかかわらず、支線があるのにはちょっと疑問を感じた。

2015年5月17日

823.伸ばして上方分岐、今は不使用

単相交流2線式で右上の方に分岐しているのがわかるのだが


こういう格好で分岐するのはまず珍しい。


まぁ、上方に分岐するからこうなっているのかと思われる。

上方にあるその先は


単相交流だからなおさら不思議な感じに見えてしまう。
今は唯引き留めてあるだけで、無駄な配電線に見えがちだが


以前はトランスがあったと思われる。
トランスがあれば、さらに不思議な感じに見えただろうに・・・

822.枠の外に!!

D型腕金の枠の外に開閉器を取り付けたレアなタイプは以前も埼玉で発見したものを掲載した覚えがあったが、こちらもまた、ほぼ90°方向を変えながらそれを取り付けており、珍しそうに見えたから掲載することにする。


以前、埼玉で見かけたものもそうであったが、こちらも高圧引き込み線を分岐する区分開閉器になるようだ。



開閉器を地上から操作するようにする装置がD型腕金の下枠と干渉するからこのような取り付け方になってしまったのかと思われる。
それにしても、急角度を振りながら開閉器をD型腕金の外に取り付けるとは
強度は大丈夫か?

おまけ


後ろにある鉄塔は


三菱北加瀬線9号です。
設計自体は66kVになると思うだが、がいしの個数から電圧は22kVぐらいなような感じがします。

それから


付近にはこんなレアなものもありました。
とはいえ、肝心なものが既に使われていないからレアとは言えなくなってきている。
アルミ線に交換した際に耐塩皿がいしの役目は終わってしまったようだ。


古いものなのでこちらについては、HPの年代物ページに掲載することにします。


821.まだ使う予定?

神奈川県川崎市中原区にある木月住宅にて


銅線仕様のカバーごと耐張がいしが未撤去状態になっているものを発見!


電線は柱の下の方にぐるぐる巻きになっているから、今後使う予定があり、あえて残しているのかもしれない。
撮影当時は気が付くことができなかったが、この写真の反対側、川を超えた箇所にまだ単相交流の配電線が残っていた。
2009年版ストリートビューを確認してみたところ、当時はその配電線に接続されている光景を見た。
現在はそちらの配電線は何処にも繋がっていない配電線なのに、低圧本線が出ている。
レアな光景であるから、機会があれば、再撮影に向かいたいところ。


それにしても、カバーごと、しかも電線が繋がった状態で残っているのは珍しい!
開閉器のスイッチは勿論切られている。

820.何故にその位置に!?!?

私のようにここまで送配電設備に興味がある方なら一度でも足を運んだことがあるであろう、横浜市内にある電気の史料館(今は閉館中)を一周したところ、こんな設備が見られたため、掲載することにした。



まぁ、このような縦付けの開閉器は、元々は都市型配電で使われるCVTケーブルの開閉器用、または稀にD型腕金などでも使われることが大半であるから(都内で言えば確か日暮里の方で見たような記憶がある。写真はない。)普通のこういった水平配列の配電線で使われることはかなり珍しい。

周囲を見回せは縦型配列の配電線が確認できたことから




元はといえば、当初はここも小型サイズのd型腕金を使った縦型配列にする予定だったのかもしれないが、交差側の配電線が水平になっているからか、それはやめたのだろう。
縦型配列から水平配列にチェンジできるよう、D型腕金と水平の腕金を取り付ければコストもかかるだろうし
まぁ、そういった設備は時々目にするがな


D型腕金ならD型腕金の枠の中にあの縦型の開閉器が取り付けられた光景なら見たことがある。
それを日暮里の方で見た記憶があるのだが、残念ながらその写真はない。今もあるのかな?


縦型でしかも背中にそれを取り付けるとは、結構変わった感じに見えてしまう。


まぁ、こうすることで、高圧引き込み線分岐側の高圧用腕金は1本にすることができたのだろうが、その代わりリード線が長くなっていると思う。


縦型の開閉器は、こうして拡大して見てみると一見はCVTケーブル用の開閉器のようにも見えてしまう。