2015年1月4日

797.ちょっと密集

地方では開閉器2台装柱は当たり前のようにありますが

 東京電力管内では開閉器2台装柱をしないことから、短スパンに2本立てて、それぞれの柱で1つずつ開閉器を取り付けているのがわかります。
 一番左側は幹線用の開閉器(この先で東関東自動車道にぶつかりますから)その右隣に、高圧需要家へ向けて区分開閉器を取り付ける1本
さらに、その右後ろには左方向への高圧配電線分岐用にと、もう1本建てたようです。

正面から眺めるとこんな感じ。
ちょっと密集してます。

796.引き下げ順序

 2回線の高圧配電線の引き下げ順序ですが、少し何時もと違います。
何時もは下段を先に引き下げてから、最後の柱で最後の1回線を引き下げますが、ここではそれが逆になり、上段をまず引き下げてから、次の柱で下段を引き下げるという形になっています。
上段から引き下げてしまうと、ケーブル端末と引き下げ線支持用のがいしが下段にある高圧用腕金と干渉してしまうから、あまりそうさせないことが多い。
が、最近の設備では、そんなのお構いなしに引き下げてます。w(写真の設備は平成初期頃のものになる。)