2015年12月30日

940.鳥居型から支線降りる!! その2


古いものや珍しいものはまとまって残ることもある。


方向を変えながら支線を張っているタイプになるが


こちらも珍しく、鳥居型から支線が降りている!
唯、下にあるリード線直付けが古さをぶち壊し。w


建柱年は昭和48年であった。
鳥居型もその頃のものだろう。

939.ハンガー装柱を真似たような嫌な取り付け方!


高圧配電線と並行になる形で変圧器を取り付けるものといえば、ハンガー装柱を思い浮かべるが、比較的新しいものでこういった取り付け方は好きじゃない。


離隔腕金が使われているからなおさら、形も物凄く嫌な形だ。








高圧カットアウトの製造年は1984年製であった。
流用したようだ。

938.コストがかかってでも、開閉器2台装柱は避けたい!

という一面がわかるのがこちら!


丁度、高圧配電線の立ち上がり箇所で自動開閉器も取り付けられてしまっているため


高圧需要家への電源は数スパン手前の配電柱にてCVTケーブルにし、奥の方でそれを引っ張ってから普通の電線に戻し、それから高圧引き込み線が引き込まれているのがわかる。

937.鳥居型から支線降りる!! その1


古いタイプではこれまで、こういったものをあまり確認していないことから、こちらに掲載することにした。


なんと!


鳥居型から支線が降りちゃってます!
都内では全く見かけていません。

936.動力線はFアームとは別で支持!

この日は神奈川県の相模原市へ古いタイプの撮影メインで、出かけてきました。

Fアームのタイプになるが


動力用腕金はFアームでは支持せず


柱自体で支持するのは珍しい。

2015年12月26日

935.Fアームで3台トランス

Fアームで3台トランスとなるとこういった取り付け方となるようだ。


それがこれ。


2台は通常通りの取り付け位置だが


残りの一台は上の方に横向きで!
引き下げ線はこれ以上引き下げることができないから、一度スリップオンがいしでCVTケーブルに変換して接続されているのがわかる。

934.2本だけで終わるもの

無電柱化が多くなると、こういう光景を目の当たりにするから嫌である。


というのは、2本だけ電柱を立てて終わるというものだ。


柱上設備については、両方共にトランスを取り付けて引き留めとなっていた。


建柱年は2004年であった。

933.ジャンパー線支持にこのがいし


中実耐張がいしによる両引き留めタイプの場合は、クランプがいしが使われることが多いが


ここでは珍しく、がいし型変流器が使われていた!


通常は、クランプがいしがあの位置に来るので、ごついがいし型変流器が、あの位置に来るとなると、不思議な感じに見える。

932.1つだけ仲間外れ

耐用年数を稼ぐため、内陸部でも耐塩ピンがいしを使うことがあるのだが、その中でこれはかなり珍しかったものである。

本来は全部を耐塩ピンがいしにしたかったのだろうが、1つだけ仲間外れのがいしがあるのが確認できた。


それがこれだ。


変圧器への引き下げ線に耐塩ピンがいしが使われているのだが、1つだけ仲間外れのがいしがある。
1つだけ仲間外れなんてことはかなり珍しい。


写真右側、1つだけピンがいしだ。


元々、土台自体も古そうで、高圧カットアウトは1977年製のものであった。



反対側はこんな感じで!

2015年12月20日

931.支線カバー埋まる!


何時も通り支線を張っているものになるが


支線カバーを確認してみると・・・

なんと!支線カバーが埋まってしまっているではないか!!


これでは支線カバーの意味がない。w

930.応急措置!

PASの取り付けは最近義務付けられたから、それを取り付けるスペースを確保していない高圧引き込み柱も実在している。

今回のものはその一例になりそうだ。


それを大山ケーブル駅の引き込み柱で確認できた。



それがこれ!


どうみても、PAS周りの腕金が比較的新しく、後から取り付けられた感じが見受けられる1本である。
アームタイは邪魔になってしまったため、なんと!上吊りになっている!
それなら、PASは反対側に取り付けるべきだと思うが

929.背中合わせの変圧器


昭和初期~昭和20年代頃には、2台変圧器を取りつける場合は背中合わせで取り付ける地域もあったようだが、現在は中々姿を見せてくれないものだ。


今回は土台不要の最新の変圧器と土台ありの従来の変圧器が背中合わせで取り付けられているものを確認した。


建柱年は1995年となっていた。土台ありの変圧器はその頃に取り付けられたものだろう。


反対側はこんな感じ!


何だかこうして見ていると、背中にある変圧器が余計な感じに見えてしまいます。


目の前のものはまだ老朽化していないので、急きょ背中の方に取り付けることになったのだろう。

928.上げ過ぎでは

この日は観光で、神奈川県の伊勢原市にある大山へ行ってみました。

そこまでの道中で見つけた変わったものや珍しいものをここより複数記事に分けて掲載させて頂きます。


廃高圧引き込み柱になるが


どうみても、ケーブル端末の取り付け位置が高すぎると思った。


下部にスペースがあるのだから、そこに取り付けるべきものだったと思うが、完全なるミスですね


どう見ても、ケーブル端末の上にある耐塩ピンがいしはいらない気がする。


避雷器は東電管内では見かけない種類のものが確認できました。
(確か関西電力管内で使われているものかと)

2015年12月12日

927.明らかに長い腕金!

こういった長さのサイズの腕金は、よく、送電線からの誘導防止対策として、配電線の上に遮蔽線を張る場合に使われることが多いのだが、こちらは別の意味でそれを使っているようだ。


見たところ、特に上部には送電線は通っておらず、今まで遮蔽線が張られていたような痕跡も確認できていない。


唯、錆が凄くどうみても古そうだから、遮蔽線臭い感じはした。
アームタイも両サイド2本あります。


この先、ちょっとスパンが長い!
ここでわかった!
腕金が長いのはスパンが長く強度をある程度保つためだからだ!
(そう、川横断である程度スパンが長くなる場合は腕金の幅を広くする場合があるようだ。それよりも大規模になる場合は鉄塔を建てたり、柱を2本立てにすることもある。)


まぁ、現在の場合は腕金を2連にすることで解決できるのだろうが、当時はまだ2連の腕金はまだ流行っていない頃だから、長い腕金を使ったのだろう。


ピンがいしの時代からあることは確実そうだが、ジャンパー線支持のがいしは中実がいしに更新済みであった。


建柱年は不明だが、大体40年ぐらい前のものかと推測する。




反対側はこんな感じ。
ここでは新鮮すぎるアルミ線が何か嫌w
どうせなら、銅線のままでジャンパー線支持にピンがいしや耐塩皿といったものを見たかった。


続いて、次のものです。


次も勿論腕金が長くなっています。
比較的最近の土台なしの変圧器が取り付けられているおかげで、古さがぶち壊されていますがw


建柱年はこちらも不明


反対側はこんな感じ