2013年4月13日

746.背伸びで!がいし配列2:1同士の交差

 コン柱上部にパンザーマストを継ぎ足しているタイプでがいしの配列2:1同士の交差です。
 この種もあまり見られないような感じがしたので掲載することに・・・・
 建柱年は昭和50年のようです。
別のアングルはこんな感じで!
また、配電線同士が交差するこのような場合は、架空地線支持の腕金は鳥居型になっていることが多いですが、その腕金は1本仕様のようです。

745.腕金仕様の土台が新設

 低圧配電線より上に変圧器がある場合のタイプでも!
最近の変圧器の土台は丸型土台のタイプが殆どです。
でも中には!未だに腕金仕様の土台を新設されているところがありました!
変圧器の下に敷いてある木の板も綺麗です。

元々、低圧配電線上部にトランスを乗せる場合のタイプは、土台は丸型土台のタイプが殆どで、腕金仕様のものを見かけることが少ないです。
低圧配電線より下にトランスがあるタイプはまだまだありますが!

ところで、変圧器は若干錆びており更新が必要かと思われますが、コン柱は最近移設を行ったようで、変圧器以外は新品です。

744.Fアームで上段に空間

 1980年代~2000年代前半頃にかけて見られた第2世代のFアームですが
 高圧配電線上部に特にがいし類が取り付けられていない腕金があります。
構造上から推測すると、本来は高圧2回線にする予定だったのかもしれません。
 真下はこんな感じで!
開閉器は東芝製のようで自動化にも対応するタイプかと思われますが、自動化はされていないようです。
ですから、連絡用のものかと・・・

2013年4月8日

743.端のがいしを内側へ その1

742.がいしを内側へ

の前回の投稿に引き続き、今度は本来ですと、均等にがいしの配列2:1のタイプになると思いますが



こちらは左端の部分だけのがいしが内側に寄っています。


それも!埼玉、群馬、栃木、(都内では立川市、府中市でも若干)流行の限流ホーン付き電柱です!

また、こちらもしばらくしてから、道端にあったものを住宅の敷地内に戻すという作業が行われたため、現存はしていません。
現在はがいしの配列3:0のタイプに変わっています。

742.がいしを内側へ

移設時にしか見られない決定的瞬間!

 高圧配電線、両引き留めタイプですが、それを両方で引き留めている耐張がいしが内側に寄っている珍しい光景です。

どちらかといえば、中部電力管内にある耐張がいし両引き留めタイプであるがいしの配列2:1のタイプに!がいしの配列は似ています。しかし、ここでは少し幅を狭めて2:1となっているため、真ん中のがいしはコン柱に少し擦れ擦れです。



上のものですが、コン柱更新時に、一旦住宅の敷地内から出されたものを、もう一度住宅の敷地内に戻されたため、現存はしていません。(現在は架空地線キャップ付きで、高圧配電線両引き留めタイプのがいしの配列3:0タイプに変わっています。)
詳しく言いますと、埼玉県内の某地区の住宅地では、鉄筋コンクリート柱の更新時に、一旦住宅の敷地外に出してから一度そこで工事をし、もう一度住宅の敷地内に戻すという作業が行われているようです。
家主さんはしっかり、電柱敷地分の家賃を電力会社さんより貰っていますからね