2012年3月14日

663.鳥居のみ・・・

コン柱最上部に
配電線はなく、最上部に張られている架空地線を引き留めている、鳥居型の架空地線支持の腕金のみが残されています。
結構錆びているようでコン柱が立ったときから残ってそうな感じがしてきます。
又、元は高圧線も張られていたと思われます。
高圧線だけは廃止されたのに架空地線だけがこうやって残されているのは珍しい光景です。
次の電柱には高圧線が張られています。

662.下向きの耐塩ピン碍子

高圧線が張られている側と張られていない側にもD型腕金が合計2つ取り付けられていますが、右1つの高圧線が張られていない側は、右下に下りている支線用ですね
古いコン柱から新しいコン柱へと、立て替えられる際にできた跡も見られます。
以前は左側に古いコン柱があったと思われます。
なので、変圧器への引き下げ線を支持している一番左側の耐塩ピン碍子は変圧器の方を向いています。
上部では・・・
下向きに取り付けられている耐塩ピン碍子が確認できました。
配電線で下向きに取り付けられている碍子はあまり見かけません。
<前回発見の横向きに中実碍子、下向きに耐塩ピン碍子>

661.斜めを向く変圧器

新築の家が最近横に立ったようで、電柱も柱ごと新しくなっています。 低圧線の腕金の上に、変圧器への引き下げ線支持の腕金を取り付けている、こういったタイプの電柱は新しいタイプのもので増えていますね そこでこちらは変圧器だけちょっと斜めを向いていて珍しそうだったので撮影しました。
こういう場合ですと、変圧器は正面を向いているのが殆どなのですが、こちらは斜めを向いていて引き下げ線も斜めになるような形になっていて、良い感じでもあります。 左を向く変圧器・・・古い柱がどのように立っていたのかにもよりますね 上部は新しいものがフルで付いています!
耐張碍子も赤ラインなしのタイプが使われています。

660.まっすぐ真下! その2

伸ばして分岐!大田区には探すと何本か見つかったのですが、今回発見のタイプもまた凄そうな感じです。
こちらもまっすぐ真下へと高圧引込み線を分岐しています。
開閉器へのジャンパー線支持には耐塩ピン碍子が使われているのがわかります。
真下へ向けて高圧線を張っているので、それを引き留めている3つの耐張碍子も真下を向いて取り付けられています。
その耐張碍子はヒダの部分に雨水が入って腐食しないようにとやはりヒダの部分は下を向いて取り付けられています。
斜め下から眺めるとこんな感じ。高圧引込み線もぐにゃりという形で下へ下がっています。
大田区にもこれ以外にも、開閉器をつけながらこのように伸ばして分岐しているタイプは、探してみると結構見つかりました。
開閉器は99年製のものでした。
下にある引き込み側も連結部分を曲げながら耐張碍子は真上を向いています。
635.まっすぐ真下!! その1

659.交差しているので伸ばします。

平成初期頃に登場したと思われるF型アームもこれに似たような新しいものの登場で、こういう交差点でも最近では見られなくなってきていたりもするのですが
その中で、こちらはちょっと長いものがあります。
それは最上部にあるこれです!
そう、架空地線を支持する腕金が少し長いのです。恐らく交差側にある高圧線と接触させないようにちょっと長くしているのかと思います。
ところで、何時もの長さはオレンジ色に錆びている部分で留まっているのが普通になります。

658.伸ばしてさらに伸ばす! その1

普通のD型腕金は左下に写る電柱に取り付けられているものが普通です。
ですが、こちらは大型サイズのD型腕金で横に伸ばしているのに、さらにその先に腕金を
継ぎ足して横の長さを伸ばしています。
反対側から眺めるとこんな感じ。よく見てみたら低圧用にも高圧用の腕金が使われています
低圧用の腕金も腕金を継ぎ足して、さらに長さを伸ばしています。
手前の家に隠れるように電柱が立っていることからこうなったと考えられます。