2009年8月24日

340.D型腕金で変圧器への引き下げ線を支持している電柱

夕焼け時に撮ったのでどうも写真映りが悪いですが・・・
変圧器への引き下げ線支持の腕金というと水平の腕金で支持されているタイプが殆どですが、この電柱はD型腕金で変圧器への引き下げ線を支持していました。そのD型腕金には変圧器への引き下げ線を支持している中実碍子が1個だけ取り付けられています。
よく見てみると左側に背の低い電柱が立っていてそこで支線を張るためにこの電柱の変圧器への引き下げ線支持の腕金はD型腕金になったのだと思います。
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339.3本の高圧線の内、1本は支線の電柱!!

3本の高圧線の内何か物足りない点が・・・
「トランスは普通に乗っかってるでしょ・・・低圧線も普通に通ってるし・・・」
そうです、一番左側の高圧線に注目してみると、高圧線ではなく支線になっています。
これも珍しいタイプの電柱ですね・・・できれば本線側から分岐されている(D型腕金のバージョンでこのタイプの)電柱も撮影したかったのですが、道が狭いためうまく撮影ができませんでした。

338.3:0の耐張碍子の配列で急角度・・・

電車から見えたので気になるこの電柱のふもとへ行って見て撮影したのですが。 3:0の耐張碍子の配列でこのような90度高圧線の角度を変えている電柱は変わっているというか珍しいですね。

<下記の写真は2009年12月19日に追加致しました。>

別のところでも発見です。
今度は碍子が中実耐張碍子になっているタイプで発見です。
ジャンパー線支持のクランプ碍子は合計5つありますね。
こちらの電柱は高圧線同様、低圧線も同じく急角度になっています。
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2009年8月23日

337.Fアームで縦型配列の高圧を支持

<2021年8月21日再編集>

Fアームというのは、状況に合わせて形を変化させることもできる。

黄色で囲ったものが、Fアーム専用の高圧用腕金だ。
Fアームはこれがないと水平配列の高圧を支持できない。


↑普段のFアームは、高圧支持部にFアーム専用の腕金があって、そこで高圧を水平配列にして支持するが、高圧用腕金を取り外せば縦型に変化させることもできるのだ。


今回はそんな珍しいものを東武伊勢崎線(現:東武スカイツリーライン区間)の春日部駅の東口で発見した。
(なお、春日部に関しては、他にも高圧と低圧の両方の支持を可能としたFアームで、高圧を縦型に配列させたものを確認している。これは春日部特有のものだったのだろうか?思い返せば、東京や千葉や神奈川では見た例がない。)


これだ!
ここでは高圧のみの支持を可能としたFアームで、高圧配電線を縦型に配列させたものが見つかった。

まずは引き込み開閉器をDアームに取り付けた終端から見てみよう。

普通ならば終端に見えるDアームを使用すると思うが、ここは違う。


ここでは珍しく、高圧支持部のFアーム専用の腕金を取り外しており、通常は何も支持していないところで高圧を縦型に配列している。


それも1本ではなく何本も連続していた!

1本目の拡大

架空地線の遮蔽効果を上げるために、Fアームで縦型配列としたのだろうか
しかしDアームについては、直接架空地線支持の腕金の取り付けが可能なものも一時期普及していた。
それが普及する前のものだったのだろうか


続いて、終端から見て2本目がこちら


ここでは分岐については、通常のDアームを使用している。

縦型配列の高圧というと、通常はDアームを見かけるのが大半であるから、ここはちょっと不思議な感じに見えた。



続いてこれが3本目





反対側はこんな感じ。





その次の4本目は、縦型のまま直分岐


ここからは、高圧耐張がいしを使用した両引き留めによるものが続く。


ここではFアームのすぐ下に水平の高圧用腕金を取り付けて、右側へ高圧引き込み線を分岐

7本目は下の方に見える。



以前同市内で確認した、高圧を縦型配列に配列させた大型サイズのFアームはこちら↓

336.CV線から出ている動力線を支持している低圧ピン碍子

CV線から出ている動力線が上に向かう途中低圧ピン碍子で支持されているのが珍しいです。偶に見かけるタイプだとそのまま上に繋がっていて支持碍子を見かけません。
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