2007年12月29日

052.変圧器への引き下げ線が電線でないタイプの電柱!

よく見る電柱は電線で変圧器に接続していますが、この電柱はケーブルを使って変圧器に接続しています。
<下記の写真は2008年5月5日に追加いたしました。> 別のところでも同じようなタイプを発見です。
こういったタイプの電柱も最近見かけるようになりました。
こちらの周辺には特に何もない場所での発見でしたが、変電所周辺などで見る時もあります。

2007年12月25日

051.電圧調整器付きの電柱!!

なにやら大きな変圧器が!
これは電圧を調整する変圧器のようです。
SVRとも呼ばれたりするようです。
電圧調整器は変電所から需要家までの距離が長いと高圧線の電圧が下がってしまうようで、それを防ぐために使われているようです。
郊外でよく見かけられます。 別のところでも発見!
でっかい変圧器なのでこちらもやはり2本コン柱を使っています。
先ほどのタイプは丸みを帯びたタイプのものでしたが、こちらの電圧調整器は角型のタイプですね。
そして良い具合に送電鉄塔も入りました。
カラフルで良い感じすねw
電圧が高ければ高い程やっぱり鉄塔の形状もそれに合わせて大きくなるみたいです。
ここからみても大きく見れるということは近くいったら広大の送電鉄塔なのでしょうね

050.水平の腕金が付いていてさらにD型腕金の中に開閉器が付いている電柱

筑波山の林道を歩いている際に見つけました。
この電柱も山の中にがんばって立っていました。 よく見る開閉器付きの電柱には開閉器が高圧用の水平の腕金にそのまま取り付けられている場面をよく見かけますが・・・ こちらの電柱ではわざわざD型腕金を使ってその中に開閉器を取り付けています。w
これは耐張碍子が取り付けられている最上部の高圧用の腕金がやや短い為だからだと思われます。

049.木柱集

私も木の電柱を探しているのですが・・・やっぱり中々見つからないものです。 こちらは筑波山の山頂に(丁度山頂のロープウェイの駅のすぐ近くです!)ありましたが、現在も残っているのかはわかりません!
GW支持の腕金は鳥居型のGW支持の腕金と古そうです。
すぐ右下には電灯も支持しているのがわかります。
後ろから撮影です。高圧線に注目してみると一番左側の高圧線は途中まで太くなっているのがわかります。
耐張がいし先端にある黒いカバー(引き留めクランプカバー)は古いものになりますが、ちょっと太いです。

  次は別の所で !
撮影地:神奈川県鎌倉市
神奈川県はやはり一番、木製電柱の発見率が高いです。
こちらも神奈川県の鎌倉市内での撮影でした。
動力線の腕金はオレンジ色に錆びているのがわかります。
次の木製電柱を撮影です。こちらの2区間だけが木製の電柱となっていました。
こ動力線支持用の腕金は槍出しのタイプになっていますが、その腕金が傾かないように、アームタイが取り付けられているのがわかります。
こちらも鎌倉市内
こちらの写真は弟が鎌倉へ出かけた時に撮影してもらった写真です。
木柱にある足場ボルトも何だか古そうなデザインです。
こちらは千葉県にて
 最上部に高圧用腕金が確認できることから、以前は高圧配電線の引き留めを行っていたと思われますが、既に廃止されたようで、今は低圧引き込み線と電話線の分岐しかしていません。

まぁ~足場ボルトだけが古いです!
高圧線のがいしなどは既に撤去されたようで、上の方はワイヤーだけしかありません。
低圧線引き込み線を分岐する部分の拡大写真です。
続いて埼玉県にて
巨大な電灯が取り付けられている構内用の木柱
続いて栃木県にて・・・
こちらの写真は鉄道&旅好きの友人が撮影してきてくれた木柱です。
鉄道の廃線跡地で発見されたようです。天辺には電灯が取り付けられているのがわかります。
そして、ラスト都内にて・・・
下町を歩いていたら発見!
こちらの木柱には合計6個の低圧引き留めがいしが確認されました。
それがとても古いようで、昔の引き留めがいしです!
昔の引き留めがいしは上段、下段にそれぞれある円盤状みたいなもののサイズが違います。
高圧配電線の引き留めもかつては高圧引き留めがいしと呼ばれるものが使われていました。
これに加えて、低圧用も数多く使われていたようです。低圧用の場合は赤線がないタイプが使われます。
別名、茶台がいしとも言います。
昭和初期~昭和中期頃まで大量に普及していました。
こちらも現役時代は、低圧引き込み線?の引き留めが行われていたことでしょう。
下の方には茶台がいしっぽいものがワイヤーによってぶら下っていました。
右側の低圧引き留めがいしを支持しているコ型の金具(低圧ラック)も外れてきています




048.CVTケーブルで配電されている電柱と不思議な電柱

山の中では木が多い為でしょうか、よくCVTケーブルを使って配電している電柱をよく見かける時があります。
こういうタイプの電柱は逆にオフィス街や駅前の電柱などで見ることがあります。
こちらではケーブルカーの線路と共に、高圧線と電話線とで一緒に通っている感じでした。 こちらはこの先カーブがあって強度を増すために支柱を取り付けています。。 その反対側にあるタイプの電柱は不思議な感じです。
上部に2本、下部に4本の電線は通っている電柱なんです。そうみても電力会社の電柱ではなさそうですね!
そして、最上部には架空地線はありませんね しかし、ここから2本越えた先の電柱には鳥居型のGW支持の腕金を取り付けて架空地線を張っています。
それにしてもいつ頃の電柱なんだろうか・・・コン柱の色つきからしてだとそんなに古そうではないねw
また電線を支持している碍子をよく見てみると低圧ピン碍子が使われているので通っているのは低圧線かと思われます。
それにしてもよく見てみたら、ちょっと背が高い昔の通信線用で使われいるような感じの碍子もここでは見られました。
この碍子は貴重ですね よく見てみると右側にですが、ちっちゃな電灯が取り付けられています。
ということは通っているのは低圧線ですね!
なんだか電灯も古臭い感じがして良い感じw!?
最近はずされたのでしょうか、地面を見てみるとはずされた支線かな・・・ 黄色のカバーもありました。ということは支線ですね!w
恐らく以前まではこの不思議な電柱をこの支線は支えていたのだと思われます。
途中からいらなくなったのでしょうか 今度は反対側の電柱を見てみます。
すると珍しい木柱を発見! 隣も隣も木柱ですね。
おまけ
丁度登山中に電柱撮影がてら休憩をしていたらケーブルカーが前を通っていたので、緑のわかばの車両を撮影w 次の写真はもみじの車両が前を通っていきました。
撮影地は筑波山の中腹の辺りかな

047.開閉器内で分岐をしている高圧線!

筑波山の山頂に到着すると木々が多い為でしょうか、何時もの三本の電線ではなく、やはり全てケーブルを使って配電している電柱が多いですね。
コン柱の色は何時もの灰色やグレー色などではなく、やはり山頂ということで環境を少しでも配慮する為に茶色に塗装されています。 たくさんのCVTケーブル・・・ いつもは2回線の電線で配電されている電柱を見かけますが今回は2回線でCVTケーブルで配電されている電柱を発見・・・ CVTケーブル用の開閉器の取り付け方の位置がオフィス街や駅前で見かける都市型のタイプの電柱とはまた開閉器の取り付け方が少し変わっていますねw
近くに新しく公衆トイレができたらしく前に立つ電柱にも変圧器が新しく増設されたそうです。
こちらもやはり高圧線より下に変圧器か・・・ 同じ電柱を裏から撮影
こちらはここで高圧線が終わっています。
最後に変圧器に引き込まれていく感じですね
ちょっと山頂周辺をうろちょろしているとw 変わった開閉器が見えました!すぐ様近づいてみます!
近づいて見てみると・・・ よく見ると開閉器内で高圧線が分岐されています。
これは凄い!
恐らくここでしか見られないのかも・・・ 他では見たことないですね、開閉器内で三方向へと高圧線を分岐しているタイプの開閉器! 変圧器は3つありました・・・
こちらは青文字の最近の変圧器
コンパクトなケーブル終端接続部!
ここで走っている高圧線は何時もの三本の電線ではなく、3本がまとまったCVTケーブルなのでここでケーブルから何時もの電線に変えているわけですね

小型の10KVAタイプの変圧器は合計3つ取り付けられています。

何時もの遠隔操作ができる自動式のタイプの開閉器が左肩にひとつ、そして、真ん中の最上部には開閉器内で分岐ができる開閉器が一つですねw
電柱は2本使われています。

046.巨大な避雷器付きの電柱!

高圧線の腕金に注目してみると、巨大な避雷器、その先には箱型タイプの高圧カットアウトも取り付けられています。
最上部には鳥居型のGW支持の腕金もあるみたいですがここでは何も支持されていないですね それにしても大きな避雷器です。開閉器は小さいのにw
コン柱はやはり周りを考慮して赤っぽい色に塗装されています。
筑波山の山頂付近には変わったタイプの電柱のパーツが多く見られましたね

045.長いD型腕金つきの電柱・・・

長いD型腕金つきの電柱です・・・D型腕金の中間地点にもう1本腕金があり支えられています・・・ 左側にスペーサーで分岐、右側は垂直のまま分岐されていました・・・
垂直のまま分岐されている時に使用されているD型腕金は角型のD型腕金を見ます。
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